こんにちは、川原健一です。
本日は再び、著名な絵本作家さんについてご紹介したいと思います。
馬場さんは既にお亡くなりになっていますが、彼の作品は現代でも絵本は勿論、人形劇などでも語り継がれています。
グッズなどもファンには人気のようで、劇場ではグッズを持ったお子様達で溢れかえっていました。(人形劇観に行きました)
そんな11ぴきのねこシリーズから、今回は川原健一お気に入りの2冊を取り上げてみました。
川原健一のおすすめ①「11ぴきのねことあほうどり」
おそらくこの猫たちは、常に気球で移動しています。
コロッケ屋を開業した猫たちは、閉店後に食べる余りもののコロッケに飽き飽きし、鶏の丸焼きが食べたいと異口同音に嘆きます。
そこに現れたあほうどり。
トラ猫大将率いる11ぴきの猫たちは、思わず生唾をゴックン。
しかし猫たちの思惑通りにはいかなかった・・・!
こちらの作品は、人形劇でもご覧になれます。
かわいい猫たちとマヌケな顔をしたおほうどりに癒されます。
巨大なあほうどりは絵本のみならず、人形劇でも拝むことができますよ。
川原健一のおすすめ②「11ぴきのねこふくろのなか」
タイトルからは中身の想像がつきません。
川原健一、そういうの好きです。
妄想を掻き立てられます。
この物語では、「ウヒアハ」という奇妙な名前の怪物が登場します。
川原健一的に、この怪物は割と主要なキャラクターに見せかけておいて、意外とそうでもない気がします。
理由は2つです。
1つは、怪物の名前がテキトーであること。
2つめは、この物語の教訓みたいなものを思い返せばそちらがメインであると思われるからです。
教訓とはおそらく、「道路は正しく横断しましょう」とか、「道徳やルールに沿って行動しましょう」とかそんな感じだと思います。
11ぴきの猫たちは、そういった「当たり前の大切なルール」を、面白おかしく絵本を通じて教えてくれているような気がします。
「先頭はトラ猫大将!」
「取ってはいけなーい」のフレーズが印象的です。
これらの絵本の猫たち、なんとも愛らしいキャラクターです。
小さなお子様から大人にまで人気であることが、よくわかりますね。
馬場さんが生きていたならば、あと少しこの猫たちのシリーズを楽しみたかったです。
(参考記事)
絵本ナビ
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