こんにちは。川原健一です。
旅行が好きで、休暇があれば旅行に出かけています
北陸地方で好きな街の1つが石川県の金沢です。
北陸新幹線が開通して、関東からのアクセスが良くなったので嬉しいです。
今回の記事では金沢の観光スポットの1つ、「金沢城公園」で復元工事中の鼠多門のについて紹介したいと思います。
鼠多門とは?
鼠多門とは、石川県の金沢城(現:金沢城公園)にあった二階建ての櫓門(やぐらもん)です。
江戸時代の前期頃に建てられたとされていましたが、明治時代の1884年の火災で焼失。
2014年より復元に向けたプロジェクトが開始され、2018年6月に「鼠多門」の復元整備工事が着工されました。
石川県のホームページによると、石垣の上に二階建ての櫓を構えるなど、特徴的な外観だったとされています。
鼠多門復元は現代の名工の技が欠かせない
昔に作られた建築物の復元に欠かせないのが、伝統技法を用いた工事です。
北國新聞が後援したイベント「石川の技能まつり」では、現代の名工と称された職人が伝統技法を実演されました。
2人の職人が、鉛の板を屋根の木の丸みに沿って貼り付ける鉛瓦ぶきの技法や、なまこ壁に漆喰(しっくい)を塗る作業を披露されますた。
まさに職人技!ものづくりのロマンを感じますよね。
鼠多門の復元工事はどうなっている?
2019年12月8日に発行されたの朝日新聞の記事によると、骨格はほぼできあがっており、内外壁や屋根の仕上げが進んでいるとのこと。
門はカバーに覆われていて外からは見えないようですが、2020年7月の東京2020オリンピックまでの完成を目指して着々と工事が進んでいるようですね。
石川県のHPでは「金沢城公園整備(鼠多門)工事進捗状況」のページで工事の進捗状況を公開されています。
不定期で現場見学会も開催されているので、間近で工事の様子を見たい方はチェックしてみるとよいでしょう。
まとめ:川原健一のひとこと
鼠多門とは明治時代に焼失した、江戸時代に建てられた金沢城の門のこと。
2020年7月完成を目指して、2018年から復元工事のプロジェクトが進行中です。
復元には職人による伝統技法が欠かせません。
東京で開催されるオリンピックイヤーの2020年。
東京だけでなく、地方も観光で盛り上がっていって欲しいと思います。