取り上げる成分は「鉄」。
鉄は血液のヘモグロビンの主原料です。
この鉄分が不足すると、しばし「鉄欠乏性貧血」が起こります。
以下、ネット記事から抜粋したものです。
(1日の鉄摂取推奨量)
”30〜49歳の1日の鉄摂取推奨量は男性が約7.5mg、女性が約5.5mgですが、 12〜14歳の子どもが1日に摂取したい推奨量は、男性が約11.5mg、 女性が約10mgです。”
ご覧の通り、月経のある女性や、育ち盛りの子供には特に必要不可欠な成分です。
サプリなどで摂取すると過剰摂取のおそれもあるとのこと、食事で上手に摂取したいものです。
「鉄分」にはヘム鉄と非ヘム鉄がある
ご存知でしたか?川原健一、実は知りませんでした。
ヘム鉄
肉・魚などの動物性食品に含まれます。
- カツオ
- 赤貝
- しじみ
- キハダマグロ
- イワシ
- レバー(鶏・豚・牛)
など
非ヘム鉄
- 納豆
- 菜の花
- 小松菜
- ほうれん草
- 枝豆
など
効率のいい摂取法・食べ合わせ
なので食べ合わせも重要なのですね。
ヘム鉄である肉や魚は、単体で日々食べれば問題ないのかなという気がします。
非ヘム鉄の吸収率のいい食べ方は以下です。
①ビタミンCと一緒に摂る。
(キャベツ・ブロッコリー、小松菜、ピーマン、じゃがいも、キウイ、いちご など)
②動物性タンパク質と一緒に摂る
(肉・魚)
③クエン酸・リンゴ酸などの果実酸と一緒に摂る
(酢・梅干し)
赤ちゃんは、生後6ヶ月ころまでは母乳で必要な鉄分を摂ることができます。
逆に、それ以降は母乳のみでは鉄分が不足すると言われています。
赤ちゃんは生後5ヶ月ころから離乳食を食べ始めるので、母乳のみでなく、食べ物から栄養素を摂るんですね~。
ここで少し驚きなのが、赤ちゃんでも鉄分が不足すると「鉄欠乏性貧血」に移行することがあるということです。
特に母乳のみ育児の赤ちゃんには影響が出やすいってことなんでしょうね。
※人工ミルクには、それらを踏まえた栄養素が含有されているようです。
そして長い間、極端に鉄分が不足すると、知能の発達に深刻な影響が出ることもあるそうです。
しかもその影響は、13歳ころまで取り戻せないんだとか・・・。
これは一大事。
赤ちゃんから大人まで、しっかりと鉄分を摂取する必要がありそうですね。
鉄欠乏性貧血の症状などについてはこちらが参考になります
千葉県栄養士会
(参考記事)
ベネッセ 教育情報サイト
女子栄養大学 レシピサイト
食の健康コラム
ビーンスターク公式サイト
https://www.beanstalksnow.co.jp/babymom/fe_importance/