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2020年1月7日火曜日

アート世界を救う?日本人アーティスト長坂真護さんについて川原健一が思うこと


絵を描くアーティスト

こんにちは。川原健一です。

気になるアート系のニュースを見つけました。




「2030年までに150億円集めて、ガーナのスラム街にリサイクル工場を建てるのが目標。この目標は、絶対に実現できるという感覚があります。」 

引用:朝日新聞デジタル「&M」より


力強くこのように宣言するのが、日本人アーティストの長坂真護さんです。


彼はある1枚の写真をきっかけにこのように思い立ったのだそうです。

1人の女の子が高くそびえ立つゴミの山でゴミを持っている写真でした。

悲しみと不条理だけで埋め尽くされたスナップの場所は、ガーナの首都から少し離れたところにあるアグボグロジーです。

アグボグロジーは現在世界最大級の不法投棄場です。

年間5千万トンほどのゴミが積み上がっており、その中でリサイクルに回すことができるのはわずか20%。

そのゴミの中には日本から輸出された廃棄物も含まれているそうです。


そうした現状を肌で感じたい思いから、長坂さんは単身ガーナに渡りアグボグロジーを尋ねました。

そこでは毎日、有毒ガスが垂れ込める最悪な状況でも働き続ける人々が大勢いいました。

これだけ厳しい環境にも関わらず、日本円にして日給500円しか稼ぐことができません。


この奴隷制度のような現状を目の当たりにした彼は、本気でこの現実をアートを通じて変えていきたいと考える様になりました。

そして、2018年。彼の作品は1点1000万円ほどの価値がつく様になり、年間で1億円を売り上げることを達成されました。

2019年にはアグボグロジーに自身のオフィス兼ギャラリーを開かれました。

この場所を作品の運営拠点並びにアート作品の製作拠点にしていくとのことです。


終わりに:川原健一はこう思った


まだまだ道のりは長いのかもしれませんが、着々と実現に向けてステップアップされている長坂さん。彼とその作品に川原も注目していきたいと思います。