確かに、潤沢な資金があれば、子供を一流の学習塾に通わせることができます。
習い事だって好きなだけやらせてあげることができます。
大学に通う場合、親が学費を工面してくれれば学業に専念できます。
奨学金制度を利用したって、結局は学生に大きな負債を負わせるだけ。
決して若者の未来のための制度とは思えません。山本太郎じゃないですが。
しかし、経済が豊かであれば、それだけで子供の学習意欲は向上するのでしょうか。
川原健一思うに、子供が学習意欲を高めるためには、大人からの「愛情」が必要不可欠なのでは?と考えます。
子供の学力維持・向上には、安定した精神や親の愛情が必要不可欠で、親の対応方法が大切であると、川原健一思います。
子供にとっては親しかいません。
善悪の判断さえ正しくできない場合がほとんどです。
そんな親に見捨てられたと感じたら?
非行に走って、学業から遠のいてしまうことだって考えられます。
テストの結果だけを指摘され、こきおろされようものなら、子供であればきっと、逃げ道を探したがるに違いありません。
それがもしよからぬ逃げ道だったらどうしましょう・・・!
子供は大人みたいに、逃げ道を自由に設定することは難しいでしょうからね。
お酒で解決!なんてこともできないのが子供です。
かたや、子供が努力して勉強している姿を見届けた親であれば、子供にどんな言葉をかけてあげられるのでしょうか。
前者とは比べ物にならないほど、子供を安心させてあげられるような気がします。
「こんなことやってるんだね~」「すごいね~」なんて一言をかけるだけでも、子供は救われるかもしれません。
結果よりプロセス。
なににせよ、まだ幼い子供に、ただ結果を出せとだけ伝えるのは酷な気がします。
父親からは「俺がそれくらいのころはそんな点数を取ったことない」
だの、母親からは「次回のテストで総合○○点取ったら小遣いやる」などと言われていました。
親には申し訳ないですが、このやり方では子供は失敗作に終わると思います。
これらのやり方は、
- けなす
- 結果重視
- 子供が何をどう頑張るかなどについては興味も持っちゃいない
- 金で釣る
いいことなしだなおい。
また、不安定な親子関係は、学業のみならず、平穏な生活にまで支障をきたすと確信しています。
それくらい、親との絆や親の愛情は、子供のやる気に関わっていると思うわけです。
そして何より、子供にとっての安心材料を、基盤として固めてあげることが最も大切だと思うわけです。
褒めるだけでもなく、叱るだけでも与えるだけでもないと考えます。
- 「子供をしっかり観察する」
- 「子供のプロセスを応援する」
- 「子供の苦手分野などを一緒に分析する」
本日はこの辺で!
川原健一でした。