こんにちは。川原健一です。
キャッシュレス決済アプリPayPayがついにスーパーアプリ化への動きを本格化し始めました。
スーパーアプリとはプラットフォーム化したアプリのことを指します。
決済を起点に、タクシー配車や店舗への予約など、様々なビジネスの起点となることが可能です。
決済アプリPayPayがタクシーアプリDiDiと提携
今回PayPayは、加盟店がそれぞれ自社で提供しているサービスを、PayPayアプリ内からそのまま利用することができる機能を持つ「ミニアプリ」の提供を始めました。
ミニアプリ第1弾の試みとして、提携先がタクシー配車サービスを提供する「DiDi」です。
提携によってPayPay内でタクシー配車をタップした後に行き先入力するだけで配車終了です。
もちろん、決済までのプロセスも全てアプリ内で完結します。
PayPay内でDiDiのミニアプリを入れることで、別でアプリをダウンロードする必要もなく、
会員登録や支払い方法の決定を含む各種登録作業も省くことが可能になります。
つまり、ユーザーはこれまで以上にスムーズにサービスを利用することが可能となるのです。
PayPayとDiDiの側のメリットとしては、登録者2000万人に対して自社のサービスを利用推してもらう機会を提供することができる点です。
このような相互の関係によって、新規ユーザーを獲得したり、売り上げを更に向上させたりすることが可能となります。
終わりに:川原健一はこう思った
Paypayにとって今回の取り組みは、スーパーアプリ化に向けた取り組みの一環に過ぎません。
今後さらに多くの加盟店と連携していくことは間違いないでしょう。
広く加盟店との連携が深まることでよりアプリとしての魅力も高まり、他の企業もミニアプリ参入を志願する流れになると思います。
日本全国どのような場所でもキャッシュレス決済可能となる世界が実現していきます。
まだ決済アプリを導入されていない方は、キャッシュレス決済が過渡期を迎えるまでに慣れておくことをおすすめします。